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なかた塾37回:課題解決推進会議第2回(8月21日)

 7月3日に、中田薬局の中長期ビジョンの実現に向けて、経営幹部と薬局長による「中田薬局課題解決推進会議」を立ち上げました。今回は、その2回目になります。
 本日のテーマは、今期の各薬局の業務目標と進捗状況の発表と質疑応答を通して、各薬局長がより成果に結びつく今後の計画の見直しや検討を行なうことでした。
 最初の1時間は、この半期間を振り返っての反省を踏まえて、社長から会社全体のマネジメントのあり方の問題提起と方途の提案がありました。提案の中から、第3回(10月9日の予定)では、人材育成や教育のあり方を議論し検討することにしております。
 各薬局の発表の中から、小佐野店の取組み内容を掲載させて頂きます。
 小佐野店では、一昨年から“メンバー全員の情報共有化”、“メンバー全体の育成”を課題として取り組んできました。
情報共有化では、ミーティングを重要な共有化機会として位置づけ、試行錯誤してきました。今期は、社員一人ひとりの自主性と行動力強化を意識して、時間帯、進め方を変更して運営する方法にしました。いかに効果的効率的に全メンバーが情報共有化するか、が大きな修正テーマでした。人材育成では、オーベン・ネーベン制の導入です。かなりの研究期間を要しての導入になります。両目標ともに、今月下旬からスタートする計画です。その成果に期待したいと思います。
 小佐野店の発表で注目したいのは、昨年度の総括をキチンと行った上で、今期の業務課題を抽出してプラン化している点です。当り前の基本ではありますが、基本的な仕事の進め方(PDCA)が定着しつつあることが進歩だと実感しております。
 

第7回釜石医師会学術講演会

日時  平成26年8月21日
場所  サンルート釜石
講師  日本医師会常務理事 小森貴 先生
演題  医療で明日のまちを創る

日本の人口変化、患者数変化、入院需要の変化などを厚生労働省の資料、日本医師会の資料を活用して、分かりやすく説明して頂きました。小森先生は、これからの医療は、支える医療に変化し、医師は専門性を生かして、チームの一員として貢献するとお話しされておりました。現在は、医師が中心となって患者の治療にあたっているが、医師自らが、チームの一員と話された事が印象的でした。
薬剤師として、チーム医療の一員となるには、多職種に薬剤師の役割を理解してもらう必要があります。薬を揃える人だけでは、説得力がないので、薬剤師の専門性をもういちど見直すことが必要と感じました。

第3回 中田薬局漢方薬勉強会

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日時  平成26年8月19日(火)19時から
場所  中田薬局松倉店
講師  株式会社ツムラ 工藤幸治先生

本日は、基本概念からの処方選択、診断と治療というテーマでご講演頂きました。第1回、2回で教えて頂いた、気血水、八網などを復習しながら、東洋医学特有の、望診、聞診、問診、切診を新しく学びました。
薬剤師が患者さんから健康について相談を受ける際には東洋医学の知識を身につけておくと、大きな武器になります。適切な処方選択まで至らなくても、患者さんの訴えを聞く、患者さんを診るというだけでも充分だと思っています。

第6回釜石医師会学術講演会

『一般講演』
「糖尿病性腎症をもつ患者さんへの支援 〜特に第2期・第3期に焦点をあてて〜」
岩手県立大学 看護学部 成人看護学 教授 土屋 陽子 先生

『特別講演』
「2型糖尿病の治療戦略 〜QOLの向上を目指して〜」
金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科学 教授 古家 大祐 先生

糖尿病性腎症と最新の糖尿病治療薬について、土屋先生、古谷先生から講演を頂きました。
『一般講演』では、土屋先生のご講演では血糖コントロール不良の患者様と向き合い、合併症である腎症とその後の透析について看護師としてのケアの心がけについてご講演を頂きました。
『特別講演』では、SGLT2阻害をメカニズムとした糖尿病治療薬について、阻害剤として発見された背景と実際に薬になるまでの過程を興味深い臨床データと共にご講演を頂きました。

中田薬局 松倉店 小林正樹

第7回 日本在宅薬学会学術大会

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日時  平成26年7月20日、21日
場所  大坂国際交流センター

受講した内容

大会会長講演ものごとはどう動くのか?在宅薬学のaufhevenを目指して菅野つとむ(薬剤師)
基調講演地域包括ケアと薬剤師・薬局の役割唐澤剛(厚労省)
ランチョンセミナーチーム医療における薬剤師への期待大久保清子(看護師)
薬剤師3.0時代こそ実現できる薬薬連携とは
情報連携を基本にした薬学的アセスメントの共有がん医療における薬薬連携について和田敦(病院薬剤師)
薬薬連携はまず足元から田崎恵玲奈(薬局薬剤師)
訪問薬剤管理指導特化型薬局が実践する地域ぐるみの在宅支援の現状と課題手嶋無限(薬局薬剤師)
脳卒中地域連携パス薬剤シートを基本とした薬学的アセスメントの共有平子庸志(開局薬剤師)
薬剤師との連携なしでは得られなかった効果と今後の課題吉村千恵(医師)
在宅チーム医療における在宅医と在宅薬剤師の新たな連携薬剤師さん、書を置いて町にでよう長尾和宏(医師)
在宅緩和ケアにおける在宅医・在宅薬剤師の連携 今の薬剤情報で足りるのか吉澤明孝(医師)
在宅医療における理想的な他種職連携とは加藤泰司(医師)
外科医が在宅医としてできたこと、思った事城戸哲夫(医師)
大学における在宅医療チーム医療学習の取組みと今後への期待木内祐二(大学教授)
在宅薬剤師に期待すること西村元一(医師)
薬剤師3.0の意義と課題
超高齢化社会が求める新しい薬剤師像実現に向けて薬剤師の職能確立の2本柱と在宅薬三輪亮寿(弁護士)
時勢の認識から薬剤師職能の新たな展開を吉田武美(認定機構)
今あるべき薬剤師像 病院薬剤師と薬局の連携北田光一(病院薬剤師)
中井清人(厚労省)
乾英夫(日薬)

課題・・・様々な分野からの課題は共通していた。
     課題の解決方法は明確な提言はなかった。
1.相談薬局機能(かかりつけ薬局、ファーストアクセス)
2.セルフメディケーション
3.在宅への参加
4.薬の出口まで責任を持つ
5.薬局薬剤師の役割が不明

実施すべき事(すぐにできる順序)
項目必要スキル
顔の見える薬剤師場多職種共同研修会
ケアカフェ
残薬整理への貢献持参薬を整理してから入院する病院薬剤師と薬局薬剤師の連携
定期薬を減らすことへの貢献医師との共同作業
薬物動態学医科薬科共同研修会
薬の出口まで薬剤師が責任を持つ薬物動態
フィジカルアセスメント講師
菅野つとむ、東大老年科
薬物共同治療薬物動態
フィジカルアセスメント同行訪問

平成26年度 アンチ・ドーピング研修会

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平成26年度アンチ・ドーピング研修会
日時  平成26年7月13日(日)13時~16時15分
場所  岩手医科大学矢巾キャンパス東1-A講義室
内容  
①希望郷岩手いわて国体に向けた岩手県薬剤師会の取組み
②「JADA教育キット」の活用法
③「アンチー・ドーピング講演」の進め方
④「ドーピング相談
⑤応需の注意点」「薬局での対応」について

私は②JADA教育キットの活用法を講演してきました。私は、釜石高校や釜石シーウエイブスでアンチ・ドーピング講演会を開催していて、受講者に一番伝えたいことは、「薬を飲むときには必ず薬剤師(スポーツファーマシスト)に相談して」ということと、「薬=ドーピングではないです」という2点を最低限理解してもらいたいと思っています。JADAの教育キットは、ドーピングに関することが丁寧にまとめられていて、初めて講演されるスポーツファーマシストににも、とても使いやすい教材だと思います。受講者に配布するガイドブックは、スライドと連動しており、漫画等で興味を持ってもらえるように工夫されており、復習する上で効果的だと思います。
  希望郷いわて国体での薬剤師の活躍、新たな薬剤師職能の拡大を目指して、県内の薬剤師と連動して取り組んでいきたいと思います。

第3回釜石医師会学術講演会

演題:高齢者の歩行障害の診断と治療‐整形外科の立場から‐
講師:岩手医科大学 整形外科学講座 教授 土井田 稔先生

今回のご講演は整形外科領域のお話しでした。ご高齢の方で問題となるものの1つに骨粗鬆症があります。骨粗鬆症は骨の量が減り、骨折しやすくなってします病気です。大腿骨や椎体の骨折をしてしまうと、生存率が低くなって可能性があること、また、骨折をしたことがある方、家族の中に骨折をした人がいると骨折しやすい傾向にあることも分かっているようです。これからの日本は高齢化社会を向かえるため、さらにこの問題が深刻になっていく可能性があります。
しかし、今は様々な種類のお薬が開発されていますし、お薬だけでなく食事や適度な運動で骨が強くなり骨折を予防することが可能です。
また、腰痛で悩まれている方も少なくないと思います。腰の痛みはお薬を使用して安静にしていれば大体は治るようですが、それでも治らない腰痛には、他に原因があると考えられます。そのような際には、しっかりと専門の先生に診てもらう必要があると改めて実感しました。

小佐野店 八木章雄

釜石学校薬剤師会釜石支部研修会

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日時   平成26年度7月8日(火)19時
場所   青葉ビル
講師   岩手県学校薬剤師会副会長畑澤昌美先生
内容   学校環境衛生検査

教室の空気、照度、プール水についてたくさんの事を学びました。講師のお話を聞いていると、自分達の知識の乏しさに愕然としました。釜石支部はずっと尿検査だけの活動だったのを、検査器具をひとつずつ購入してやっとある程度の検査ができるようになり、地域の薬剤師協力のもと1薬剤師担当校1校も実現できています。後の課題は薬剤師スキルにつきます。畑澤昌美先生には何度か足を運んで頂いてその課題を解決していきたいと思います。

薬歴スキルアップ研修会

日時  平成26年7月6日(日)13:20~
場所  アイーナ(盛岡)
講師  神戸学院大学薬学部臨床薬学部門 上町亜希子先生
演題  患者の利益になるSOAP薬歴の考え方と活用方法

患者の利益になる視点で薬歴の書き方を教えて頂きました。患者さんの抱えている不安をどれだけ薬剤師にお話ししてもらえるか?が大きな課題と思っています。薬局薬剤師は処方箋だけの情報だけしかなく、患者さんの満足のいく服薬指導は難しいと思います。薬局薬剤師は普段から患者さんとの付き合いを大切にして、些細な情報を薬歴に記載し、高齢者であれば、上手に生活に必要な能力を聞き出し(例えば新聞の字が見えるとか、バスで通院できるとか)、患者さんを薬だけで見るのでなく、生活や個人能力を把握していくことが大切だと思っています。小さな情報の積み重ねが信頼関係に繋がり、患者さんが抱えている不安をお話ししてもらえるような気がしています。
患者さんのことをよく知ることから始め、患者さんの情報を把握できると、患者さんへ満足のいく対応ができ、患者さんから感謝され、仕事のやりがいを感じるようになります。
薬局薬剤師はスタート時点(患者さんの話しを傾聴すること)が、上手でない方が多いので、まずはそこから始める必要性を感じました

なかた塾第36回:実務実習生特別講座(7月3日)

 弊社小佐野店では、薬学部五年生の今年度実務実習を受け入れております。なかた塾第36回は、実務実習生特別講座を企画し実施したしました。講座名を「いま、薬学生が学び考え気づいておきたいこと!」としました。さらに「薬学履修者としての将来のあり方とその道筋の本質的基盤・土台を考える」というサブタイトルをつけて、考える内容が事前にイメージできるように工夫しました。
 全4時間のレクチャーの中から、ポイントを中心に報告させて頂きます。

 狙いを二つに絞って、問題意識を持つこと、自分で調べること、考えて結論を出すこと、行動してみること、そして、医療人になる覚悟をすることこそが、学生時代に身につけなければならない必須要件であることを気づいてもらうこと、を一番の目的としました。
 ①薬剤師を目指している皆さんが、学生時代から問題意識を持って、覚悟をして取り組むための着眼点と教育課題を明確にする。
 ②自己責任意識で就職活動を行ない、併せて、薬剤師国家試験合格を勝ち取る。

 その上で、五つの事前課題に対する回答から、現状の問題意識や本人自身が考えている課題を明らかにすることからスタートしました。
 事前課題は、以下の通りです。
 Q1:薬学部を受験しようと決めた理由やきっかけは何でしたか?(なぜ、薬学部か?)
     薬学部でも在籍の大学を選択した理由は、何でしたか?(なぜ、○○大か?)
 Q2:四年半薬学を学んできました。また薬学部卒業者や薬剤師から直接見聞きして感じたことは、どのようなことでしょう。これからの薬学部出身者、薬剤師のあり方や方向は、どうあればいいと考えていますか?
 Q3:現時点で、社会に出たら、どのような仕事をしたいと考えていますか?
    なりたい人間像、理想とする薬剤師像を、どのように描いていますか?
 Q4:調剤薬局での実務実習を体験して気づいたことに、どのようなことがありますか?問題と感じたこと、疑問に感じたことはありますか?
 Q5:これから一年半、あなた自身の教育課題(特に学び、身につけておかなければならないと感じている知識、技能、態度など)を、どのように捉えていますか?在るとしたら、どのようにして実現するか、具体的計画を立てていますか?

 その後は、以下の順で、本人の考えを引き出す対話形式で進めました。

1.薬剤師有資格者、薬学部卒業者の職業いろいろ
 Q6:薬剤師が考案した有名な商品(飲み物、食べ物)は何でしょうか?
 Q7:知っている薬剤師の著名人をあげてみましょう。
 Q8:大人になったらなりたい職業ベストテン入りの職業を三つあげてみましょう。
薬剤師は、何番目くらいに入ると思いますか。
 Q9:Q6~Q8の三つの問いの回答から、何か気づいたことはありませんか?
どのようなことでも構いません。
 この単元では、そろそろ将来の進路を考える準備をして欲しいことを強調しました。しかし、現実の薬学生を観察すれば甘いと感じることから、いくつかの問題提起を行ないました。そして、次の単元へと進めました。

2.薬学生が、いまこそ(在学中に)学ばなければならない本質的な教育テーマは何か?
  いまこの時期、明確にしておかなければならない着眼点は何か?

3.イーハトーブの薬剤師の卵“more、most”キャンペーン
(1)はじめに
(2)イーハトーブの薬剤師の卵“more、most”キャンペーン
(3)まとめ

4.レポート作成
 (1)私はこんな薬剤師になりたい(私の志す具体的薬剤師像)
 (2)調剤業務の中で、何が一番大切だと感じましたか

 最後に、まとめとして次のような私見を申しあげました。

『多くの先輩(薬剤師、医療従事者、患者など。様々な年齢層)と対話をして、情報収集することです。そして自らの五感で観察し、傾聴し、考えて、判断し、意思決定しましょう。自己責任で意思決定したことが正答になるのです。』

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